• 都知事候補者に、「東京都の男女平等参画政策についての公開質問状」送付 ご賛同のお願い

    投稿 1月 31st, 2014

    日頃より、日本社会におけるジェンダー平等実現への皆さまのご尽力に感謝申し上げます。  私たち「公人による性差別をなくす会」は、この度の東京都知事選に当たり、主要な候補者の方々に、東京都の男女平等参画政策についてお考えを伺い、有権者の参考に供したいと考え、公開質問状を送付しました(宇都宮健児、細川護煕、家入一真、舛添要一 各候補者4人)。
    この質問状について、有意義な回答を求めるため、ジェンダー平等の実現のためにご尽力いただいている団体の皆様のご賛同を募ることにいたしました。質問状をお読みいただき、ぜひともご賛同をお願いいたします。
    この質問状の送付、賛同団体のリスト(都内の各自治体において活動する地域団体のみなさまには、活動地域も明示したいと思いますので、「~の会(××区)」などといったかたちで、お知らせください)、候補者からの回答につきましては、私たちのウェブサイトで公表する他、SNSなどで広く告知し、マスメディア各社にもお知らせすることとしております。また、質問状の趣旨を理解し、肯定的な回答を寄せた候補者が東京都知事に当選した時には、実際にジェンダー平等視点のある女性副知事が実現するよう尽力し、見届けるつもりです(詳細につきましては、公人の会のウェブサイトにおいて、お知らせしていく予定です)。
    どうか、この公開質問状の趣旨をご理解いただき、たくさんの団体の皆様がご賛同くださるよう、お願い申し上げます。このお呼びかけも緊急の慌ただしい形になりましたこと、ご理解いただければ幸いです。残された日時が少ないところ、恐縮ですが、よろしくご賛同方、ご検討ください。
    賛同のご返事は2月5日中に下記メールまでお寄せください。
    nakusujim@yahoo.co.jp
    公人による性差別をなくす会

    東京都知事候補         様
    2014年1月29日
    公人による性差別をなくす会
    http://mndds.pairsite.com/koujinseisabetsu

    東京都の男女平等参画政策についての公開質問状
    時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。  「公人による性差別をなくす会」は、石原元都知事の女性差別発言(いわゆる「ババァ発言」)に対して裁判で発言の撤回と謝罪を求めて活動した「石原都知事の女性差別発言に怒り、謝罪を求める会」を母体として2009年4月に発足し、引き続き公人による性差別発言をなくすために活動している団体です。この度の東京都知事選に当たり、東京都の男女平等参画政策についてお考えを伺い、有権者の参考にいたしたく、連絡を差し上げることにしました。
    石原都政以前の東京都は、男女平等参画政策(国では「男女共同参画政策」)について、国と競い合うようにしながら進めていましたが、その後停滞し、男女平等の実現に逆行する動きさえみせてきました(私たちが取り組んだ、石原元知事による、いわゆる「ババァ発言」もその一つです)。他方で日本社会の男女平等は進まず、最近では、OECDの他、IMFのラガルド専務理事からその遅れを指摘され、世界経済フォーラムによる「ジェンダーギャップ指数」ランキングでは、105位という、およそ先進国とは言えない位置を占めるに至っています(昨年度は101位。女性国会議員のランキングでも、世界最低レベルに位置しています)。
    日本社会の持続可能性の観点からも急務と考えられる男女平等の実現について、首都である東京の果たす役割は、極めて大きなものがあると考えます。つきましては、東京都知事選挙の候補者の方々に、以下の質問にお答えくださいますよう、お願い申し上げます。 なおこの公開質問状について賛同団体を募っております。公開質問状と賛同団体、候補者の皆様からのご回答につきましては、私たちのウェブサイト上で公表する他、SNSなどで都内の有権者に告知し、またマスメディア各社にもお知らせいたします。 ご回答は、ファクシミリ、電子メールにてお寄せください。
    お忙しいところ恐縮ですが、2月4日までにご回答をよろしくお願い申し上げます。
    送付先:公人による性差別をなくす会
    03-5988-7286 または nakusujim@yahoo.co.jp

    ご回答候補者名 [                    ]

    【質問】 (1)現在、東京都の男女平等参画政策は、生活文化局が担っていますが、それだけでなく、男女平等参画視点のある女性副知事を置き、この副知事の責任の下、女性管理職の登用など都庁の組織全体について、また都の政策全般について、男女平等参画の視点から検討し、東京都の男女平等を実現することが喫緊の課題と考えますが、いかがですか? ご意見を伺います。 (2)(1)の観点に立ち、男女平等参画視点のある女性副知事を任命するご意志はありますか?
    ( ○で囲んでください、その他の場合は記載ください)      任命する意志がある          意志はない    その他(                              )

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