• 都知事並びに都議会議長の回答

    都知事並びに都議会議長の回答

    公開質問書の回答期限は7月15日でした。質問書の提出時に知事室の受付で、回答については事前に問い合わせをするように言われており、7月12日に、呼びかけ人のうち数名が都庁へ赴き、回答を聞きに行きました。
    結果は以下のとおりでした。

    1)都議会議長あて公開質問書について・・都議会副議長室の応接コーナー 秘書課長が対応。 
      
    質問書は、議長、副議長に見せた。
    議長には回答する権限がないので、回答は差し控える。
    質問内容は都議会が判断されることなので、回答を求めるのであれば都議会への請願、陳情などの方法をとったらどうか。
    質問書のことは都議会報などには載せていない。都議会報などでは、どういう請願・陳情・要望が何件あったのかという概要は載せるが、個別の内容は載せない。

    2) 都知事あて公開質問書について・・知事本部応接室 知事秘書中村副参事が対応。

     
    知事の考えは議会で答弁しているので、それがすべてである。 知事は個別には答えないがといいながら、都議会会議録(本件に関する議会でのやりとり)を手渡す。
     
     やりとりの中で以下のことがわかりました。
    ①知事には質問書は見せていないこと。(見せたのかとの質問に「要望は伝えた」としか答えない)。
    ②中村副参事自身が質問状を読んでいない。
     (都議会答弁に対しても質問していると言うと、「ああそうですか」と答え、私たちが質問書に引用している都議会議事録を私たちに渡すというとんちんかんなありさま)
    ③「知事は都民に個別には答えない」という点に関し、都民には知事への意見表明の手立てがないのかと聞くと、ケースバイケースである、「都の事業などについては個別に話すこともある」と言い直し、今回の場合は「知事の考えや発言という属人的な問題なので、個別には答えない」と述べた。
     都知事という公人としての発言であるという追及には答えず。
    ④都議会答弁で、週刊女性の記事やMXテレビの内容については「編集されているから」という言い方を知事はしているが、都議会会議録については、知事の発言そのものであるということを確認した。