もうすぐ3・11から1年が経とうとしている。テレビでは当時の地震や津波の様子が何度も放映され、昨年のことが甦ってくる。
福島原発が完全に収まるのは数年以上もかかると聞く。原発は、言うまでもなく①大事故の危険性 ②核兵器の製造・使用につながる危険性 ③日常的な放射線被ばくの危険性 ④放射能のゴミを後世に残すことによる危険性と隣り合わせ。日本は、アメリカ、フランスに次いで54基も原発を持っているが、いまのところ柏崎刈羽と北海道泊原発が稼働中。それでも停電になることもなく、火力、水力、自然エネルギーなどによって電気は供給されている。原発なくても節約すれば、電気はなんとかなる。このまま原発を止めたい!
それなのに政府は、原発再稼働を宣言し、原発輸出を止めるとは言わない。日本の経済低迷を打破する方策と言うが、別の方法や発想はないものだろうか。大阪の橋下市長らが提唱する教育改革が実行されると、20年、30年先は、さらに硬直した頭脳をもつ人々が政治を行使することになるのではないか。これも止めたい!!