とらのおを踏んじゃった橋下さん

5.13の橋下発言は、彼の本性を明らかにした。「慰安婦制度は必要」「米軍は風俗業の活用を」との発言である。いつもの目立ちたがりやの発言なのか、意図的なものなのかと思いきや、とらのおを踏んじゃったようだ。                                                                                   米国からの「言語道断」との反応で、やっと実は地雷を踏んじゃったことに気がついたらしいが、メディアにも政治家にも呆れられて四面楚歌になってしまった。         さすがの自民党もみんなの党も一線を画すことに汲々とし始めた。歴史認識の問題で国際的に追い詰められている安倍首相も橋下さんと同一に扱われてはならじと焦っている。 その後の橋下さんの「慰安婦制度を容認したことはない」などの火消し発言も彼の場当たり的詐欺師的本性をさらけ出しただけで、墓穴を掘るのみ。             こうした橋下発言は、いまも心身の傷に苦しみながら、人間としての尊厳の回復を求めてたたかっている被害者たちを一層深く傷つけるものだ。そして女性を戦争の道具として性暴力を肯定することは、すべての女性の人権を侵害するものだ。良識のかけらすら持ち合わせない橋下さんと「日本維新の会」は即刻退陣を願いたい。(Q)

 

カテゴリー: 未分類 |

もうすぐ3・11

もうすぐ3・11から1年が経とうとしている。テレビでは当時の地震や津波の様子が何度も放映され、昨年のことが甦ってくる。

福島原発が完全に収まるのは数年以上もかかると聞く。原発は、言うまでもなく①大事故の危険性 ②核兵器の製造・使用につながる危険性 ③日常的な放射線被ばくの危険性 ④放射能のゴミを後世に残すことによる危険性と隣り合わせ。日本は、アメリカ、フランスに次いで54基も原発を持っているが、いまのところ柏崎刈羽と北海道泊原発が稼働中。それでも停電になることもなく、火力、水力、自然エネルギーなどによって電気は供給されている。原発なくても節約すれば、電気はなんとかなる。このまま原発を止めたい!

それなのに政府は、原発再稼働を宣言し、原発輸出を止めるとは言わない。日本の経済低迷を打破する方策と言うが、別の方法や発想はないものだろうか。大阪の橋下市長らが提唱する教育改革が実行されると、20年、30年先は、さらに硬直した頭脳をもつ人々が政治を行使することになるのではないか。これも止めたい!!

カテゴリー: 未分類 |

とらのおと花とらのお

遅ればせながら、「とらのお」の意味は、非常に恐ろしいこと、または非常な危険を冒すことのたとえ、と言われています。

ならば、とらのおふんじゃおは・・・・・・・・・・・・・?

とらのおは肉厚の植物ですが、花とらのおというのもあります。この花言葉は「達成」。

写真はピンクの花とらのおですが、白い花もあり。右下が正真トラノオ。サンスベリアとも言われ、マイナスイオンを発生させ、空気清浄効果が高いので、人気の高い観葉植物だそう。

カテゴリー: 未分類 |

インターネットの功罪

わたしは、性暴力やDVなどの電話相談を受けている。

その中で日々痛感していることはインターネットや情報化社会の進展とともに、手軽に撮影して、それらを公開できるようになったことにより、従来とは異なる性暴力が極めて深刻になっていることである。たとえば、「道を歩いていたら、ビル影に引きずられて下半身を撮影された。怖くて外に出られなくなった」「性行為を動画で取られ、学内に転送され、うわさされている」などの相談があった。 公開された情報は、回収・消去はできないので、被害者は深く傷つき回復には長い道のりが必要となってしまう。

性暴力に限らず、インターネットを通して、誹謗中傷や個人攻撃が行われると事実と違っていても、その言質や映像が一人歩きしてしまう。その危険性を自覚しないと差別や暴力を助長する手段になりかねない。

性暴力被害者支援をやってきていま危機感を感じているのは、より安全で豊かな社会を目指すための手段が安全を脅かすものにもなるということだ。人はそれぞれ大切にされ、尊厳をもって生きられるべきだと思う。被害者に寄り添いながら、最近の性暴力の実態に楔を打つ対策も必要だと実感している。(Q)

カテゴリー: 未分類 |

ある裁判

中野麻美弁護士と秦雅子弁護士は、労働者や労働組合、労働団体の権利を護る弁護士活動を行っています。またセクシュアルハラスメントや性暴力事件の弁護活動も多く、ことあるごとに力を発揮されています。その両弁護士が損害賠償訴訟を起こされていると最近知りました。私は「石原都知事の女性差別発言を許さず、公人による性差別をなくす会」のメンバーであり、両弁護士とも、石原都知事の性差別裁判のときから一緒に闘ってきた仲間でもあります。中野さんは、会合が終わった後も仕事に戻られることが多く、昨日は徹夜だったということもしばしば。仕事熱心なのは素晴らしいけれど、身体も大事にしてほしいと会のメンバーからいつも心配されています。だから、起こされた裁判の内容を知れば知るほど真実からほど遠いいとしか感じられません。

先日の本人尋問では、お二人とも冷静で穏やかな態度で終始臨まれていました。裁判官の「事実認識が全く違うということですね」の問いに、「はい」と中野弁護士。さらに裁判官が「原告には虚言癖があると思われますか」に対して、中野弁護士は「お答えできません」と答えました。後で弁護団から、弁護士はあくまでも原告を護る必要があるので、「お答えできません」だったのだと聞きました。このときに噛みしめ飲み込んだ言葉は星の数ほどではなかったか。この場に至って  も、徹しられたその見事さに、改めて「さすが!」と思ったのでした。(マッキー)

カテゴリー: 未分類 |