• 公人の差別発言リスト

    2016.1.14 桜田義孝元副文部科学相

    自民党国際情報検討委員会などの合同会議で、慰安婦に関して「(1950年代に)売春防止法が施行されるまでは職業としての娼婦(しょうふ)だ。ビジネスだ。これを犠牲者のような宣伝工作に惑わされ過ぎている」と発言した。その後、発言を撤回した。

    2016.1.11 千葉県浦安市・松崎秀樹市長

    「出産適齢期は18歳から26歳を指すそうだ。人口減少のままで今の日本の社会、地域社会は成り立たない。若い皆さん方に大いに期待したい」と発言。

    2015.8.27 伊藤祐一郎鹿児島県知事

    「高校教育で女子に(三角関数の)サイン・コサイン・タンジェントを教えて何になるのか」

    2011.11.28 沖縄防衛局田中聡局長

    (米軍普天間飛行場移転をめぐり、新基地建設予定地である辺野古の環境影響評価書の提出時期を記者から質問された際の回答)                                                                                                          「(女性を)犯す時に『これから犯しますよ』と言いますか?」(沖縄を強かん対象の女性に見立てた二重の差別発言)

    2010.12.7石原都知事 同性愛者差別発言                                                                                          石原都知事は12月7日、同性愛者について「どこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう。マイノリティーで気の毒ですよ」と発言した。

    2009.6.5 石原慎太郎東京都知事
    都庁定例記者会見で、記者からオリンピック担当副知事を替えたことについて質問され、前任者である谷川健次副知事の評価に触れた中で、先ごろ来日したIOC評価委員会ナワル・ムータワキル委員長について、次のように発言した。<続く>

    2009.5.13 宮坂公夫・東京都杉並区教育委員
    教育委員会定例会議で、痴漢容疑で逮捕された区立中学男性教諭についての報告の直後、報告とは別の話と前置きしたうえで「最近電車に乗っていると、女性の度を超えた服装の乱れが見受けられ、指導が必要」という趣旨の発言をした。<続く>

    2009.5.7 麻生太郎総理大臣
    衆議院予算委員会で、少子化問題に関して「43歳で結婚して、ちゃんと子供は2人産みましたから、一応最低限の義務は果たしたかもしれませんよ」と答弁した。<続く>

    2009.3.6 笹川尭衆議院議員・自民党総務会長
    岡山県倉敷市の講演会で、「国会議員もどんどん女性が出てくるといい。いいんだけどね。やっぱりちょっと、あまり上品ではない、と思います」と述べた。…<続く>

    2008.12.6  笹川尭衆議院議員・自民党総務会長
    島根県松江市のパーティで、麻生内閣の小渕優子少子化担当大臣の起用について、「子どもを産んだからだ。もし結婚して子どもがいなかったら、『少子化(対策)といっても、方法をわかっているのか』といわれる」と、出産経験と大臣起用の基準を関連付けて発言した。

    2008.9.30 笹川尭衆議院議員・自民党総務会長
    米下院による金融安定化法案の否決について、国会内で記者団に「下院議長は女性で、
    ちょっと男性とはリードが違う気がする。それで破裂した」と述べた。

    2007.1 柳沢伯夫衆議院議員(当時厚生労働大臣)
    なかなか今の女性は一生の間にたくさん子どもを産んでくれない。人口統計学では、女性は15~50歳が出産する年令で、その数を勘定すると大体分かる。ほかからは生まれようがない。産む機械と言ってはなんだが、…<続く>

    2007.2.22  島崎利幸高知市議(自民党・6期)
    4月の市議選出馬パーティの席で、柳沢厚生労働大臣の「産む機械」発言を踏まえ、「社民党党首の福島さんは、機械の錆びきった、子供を産めないおばさん連中を引き連れて…<続く>

    2006.9 麻生太郎衆議院議員(現内閣総理大臣)
    証言 麻生さんが外国人から聞いた日本の印象について触れた中で「夜、日比谷公園で女が1人であるいている。考えられない。しかもそこそこの顔をしているやつでも襲われない。…<続く>

    2003.6 森喜朗衆議院議員
    森前首相が、少子化問題についての講演で、「子供を沢山作った女性が、将来国がご苦労様でしたといって、面倒を見るのが本来の福祉です。…<続く>

    2003.6 小泉純一郎総理大臣
    上記の森発言に対し、「言論の自由なんだから」議論は自由との考えを示したと報道されている。(03年7月2日『東京新聞』)

    2003.6 太田誠一衆議院議員
    大学生らによる女子大生集団強姦事件を「集団レイプする人は、まだ元気があるからいい。正常に近いんじゃないか」と擁護する発言をした

    2003.6 福田康夫官房長官(男女共同参画大臣兼務)
    上記太田誠一発言に関し、オフレコの記者懇談会で「太田さん、集団レイプが犯罪だって知らなかったんじゃないかなあ。

    2001.2 衆議院予算委員会委員
    衆議院予算委員会開催中に、ある特定の女性議員を「管理売春のやり手ババァ」と誹謗中傷したビラを、ある男性議員が、複数の国会議員に配布した。

    1999.11 西村真悟衆議院議員
    当時、防衛政務次官であった西村真悟衆議院議員が、雑誌上で、「強姦してもなんにも罰せられんのやったら、オレらみんな強姦魔になってるやん。